ココロとカラダがよろこぶ心地いい木の家づくり

合板や化学系接着剤は使用せずに、国産の木材や自然素材を使用し、シンプルで飽きのこないデザインで、心地よく健康で安全に過ごせる木の家づくりのブログ

2022年08月

心地いい家づくりのための土地探し

家づくりで先ず初めに一番重要なのが、どこに建てるかってことですね。

土地を探す時どのように探しますか?あるいは探してますか?
多くの方が、不動産屋さん経由で購入されると思います。
(土地を紹介され、現地に案内されて、説明を聞いて購入を決める)

その時、何を基準で選ぶでしょうか?
選ぶポイントは、年齢や家族構成、勤務場所などご家庭によって変わってきますが、

例えば
・日当たりの良さ
・保育環境や教育環境の充実
・スーパーや病院の利便性
・駅の近さ
・街並みなどの住環境
・土地の価格
などだと思います。

でも、それ以上に重要な選択項目があります!

それは、『安全安心な場所であるかどうか』です。
不動産会社さんのホームページの「土地の選び方」とかを見ても
書いてない場合が多く見受けられます。

詳しい説明がない場合もあるかもしれません。
(安全でない場所と言ってしまったら売れなくなるから?かもしれません)

「安全安心でない場所」を購入してしまったら、取り返しがつかなくなってしまいますので、
ぜひ、イヤ必ず購入前に確認してくださいね。

では、「安全安心な場所」をどう判断するかといいますと、
市町村で配布しているハザードマップや防災マップを確認すると分かります。

ハザードマップは、災害の被害予測図で、災害種別ごとに存在します。
防災マップは、避難場所や公共施設などを示した地図で、災害種別を問いません。
これらが一緒になっているものを配布している市町村もあります。
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このマップには、風水害時に確認する情報のほかに、避難に関する情報、河川洪水リスク表示図による浸水想定情報(降雨確率による情報)や、土砂災害警戒区域の情報を掲載しています。

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参考URL 嵐山町 防災地図


最近は、地震や台風などの災害だけではありません。
局地的なゲリラ豪雨、線状降水帯などが大規模な災害につながることが多くなってきています。
場所によっては、高潮、火山、津波などの災害も考えなければなりません。

しかし、このハザードマップや防災マップに載っている情報はすべて想定であるということを忘れてはなりません。
多くの大規模災害の場合、想定外だということです。

良くニュースを見ていると、「ここに何十年住んでいるけど、今までこんなことなかった」とか
「こんな洪水は、想定外だった」など耳にします。

土地選びでは、現地確認は当然として、その土地の周辺状況(川の近くか、山の近くか)や周辺との高低差なども確認するとなお良いでしょう。


では、安全安心な場所に家づくりができることを祈っております。


羊毛断熱材の性能って?

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心地いい木の家づくりには断熱材が欠かせません。しかし、断熱材は何でも良いという訳ではないんです。エコや省エネ、健康などを考慮して選択していくと羊毛断熱材かなと。

考え方は前回お話した通りですが、もうちょっと羊毛断熱材について深堀したいと思います。
(下記内容は、INTジャパン様のウールブレスより引用させていただいております)

「羊毛」ですが、読んで字のごとく羊の毛ですが、
古くから人間は羊たちを飼育し、様々な土地の気候に合わせて環境を生き抜くために進化してきました。
真冬の草原の寒さを乗り切るために体を保温し、体温の発散を止め、冷たい空気を遮断するために適応してきました。そのため、ウールは高い断熱性があり、なおかつ気温と湿度に合わせて体表の水分を調節する機能も併せ持っているのです。

では、どうな性能があるのか見ていきましょう。(ちょっと長いですがお付き合いくださいね)

①断熱
②調湿
③健康
④省エネ
⑤耐久
⑥難燃
⑦吸音
の7個項目

それぞれを見ていきましょう。
①断熱
  夏の暑い太陽熱や冬の冷気が室内に入るのを遮断し、冷房・暖房が効いている室温を外に逃がさな
い効果があります。

  
ウールの繊維は、複雑な構造から成っています。2種類の異なった細胞からできたウール繊維は、それぞれ細胞の成長スピードが違うため、1本1本くるくると捻れた繊維を作ります。クリンプと呼ばれるこの縮れがウールの最大の秘密です。クリンプによってウールは60%もの空気を含むことができ、この空気の層が外気を遮断することで、ウールは優れた断熱性を発揮します。

②調湿(羊毛の最大の特徴)
  空気中には、水分(水蒸気)が存在します。温度が高いほど空気中に保持できる水分量は多くなり、温度が低いほどその量は少なくなります。
この空気の中に含むことのできる水分量には限りがあり、暖かい空気が冷やされて限界量を超えると、行き場を失った余分な水分が水滴となって現れます。

  内部結露は、壁の中や床下・屋根の内部といった、通常は目に見えない箇所で起きる結露です。内部結露のもっとも怖い点は、それが起こっても「分からない」ことです。
壁の中に湿気が残ると、柱を腐らせ家の寿命を短くし、カビやダニ・白アリを発生させる原因になります。知らないうちに家を構成する木材が腐り、強度が一気に低下します。
  羊毛断熱材の最大の特徴は、この内部結露を発生させないことにあります。

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③健康
  シックハウスという言葉をご存知でしょうか。建材や家具などから放散される揮発性有機化合物(VOC)によって室内が汚染されている状態です。汚染された状態で住み続けると、目への刺激や頭痛、めまいなどの健康障害をひき起こす場合があり、これらの症状を総称して「シックハウス症候群」と呼んでいます。

  羊毛断熱材は製造過程において接着剤や防腐剤などの化学物質を一切使用していないため、改正建築基準法で規制されたホルムアルデヒドなどの有害物質を発散しません。しかも、ウールの持つ特殊な性質により、空気中に発散されたホルムアルデヒドなどの有害物質を繊維内に吸着する作用を備えています。

④省エネ
  家庭で消費するエネルギーの中で、冷暖房費は年間を通して約4分の1を占めています。特に冬場は、毎日室温を10~15℃高めるため、使うエネルギー消費量は相当なものです。しっかり断熱された住宅なら、冷暖房の使用を抑えながら快適に暮らすことができ、年間の冷暖房費を大幅に削減できます。

  製品投入エネルギー量とは、一つの建材を生産するために、原料の採集と調達、製造過程に必要な燃料、運搬を含めたエネルギー使用量のことをいいます。
製品投入エネルギー量が大きいと、二酸化炭素の排出量が増え、地球温暖化の原因になります。
自然素材でできたウールブレスの製品投入エネルギー量は極めて少なく、廃棄性・安全性の観点からも環境に負荷をかけることのないエコロジカルな断熱材です。

⑤耐久  
  化学物質などの不純物を含まず、純度の高いシンプルな構成の物質ほど外部の影響を受けにくい。自然素材のウールでできた羊毛断熱材もそのひとつです。形状の変化や経年劣化が少なく、いつまでも本来の性能を維持することができる断熱材です。

  ウールの繊維表面は疎水性の薄い膜で覆われています。この膜が水をはじくため、表面は乾いた状態を保ち、万が一濡れた場合でも乾きは早く、型崩れしません。

⑥難燃
  ウールと聞くと「繊維だから燃えやすいのでは?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
実はウールは難燃性の繊維なのです。
ウールの先端に火をつけるとジリジリと燃え始めますが、火は自然に鎮火します。これはウールが人の髪の毛と同じタンパク質からなり、繊維の中に多くの窒素や水分を含んでいるためです。水分を多く含むほど、難燃性・防炎性を示すといわれています。

⑦吸音
  
ウールは、昔からその吸音性能が高く評価されています。
吸音性能を調べるためにメーカーが試験を行いました。試験の結果から、ウールブレスは2,000Hz~5,000Hzまでの音を平均すると67%以上吸音し、5,000Hzでは74%も吸音することが分かります。
つまり、断熱材にウールを使えば、効果的に日常音や騒音をカットできるということです。

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以上、長文を読んでいただきありがとうございました。
上記内容は、INTジャパン様のウールブレスより引用させていただいております。

メーカーHPには、もっと詳しく載っておりますので、ご興味ある方は下記HPをご覧ください。
ちなみに、メーカーさんから一切お金はいただいておりません(笑)

断熱材 ウールブレス|断熱・調湿・健康・省エネ-呼吸する羊毛断熱材|アイティエヌジャパン (itnjapan.com)


自然素材を使用して健康的な住宅を建てるならこの断熱材

2022-08-02 18.13
住宅で使用する断熱材は、メーカーさんによっても、工務店さん等によっても異なります。
また、施主さんによっても違う場合もあります。
が、多くの施工業者さんはグラスウールを使用しています。理由はコストが安く断熱性が高いからです。

このブログでは、別の角度から見ていきたいと思います。
タイトル【ココロとカラダがよろこぶ心地いい木の家づくり】ですので、「自然素材」、「エコ」(環境)、「健康」、「省エネ」(断熱材をつくるエネルギーが少ない)で考えてみたいと思います。

まず、
断熱材ってよく聞くけど、どんな種類があると思いますか?

大きく分けると(順不同)2種類。自然・天然素材系と石油化学系です。

◆自然・天然素材系は
・グラスウール(ガラス)
・ロックウール(鉱物)
・インシュレーションファイバー(木の繊維)
・羊毛ウール(羊の毛)
・セルロースファイバー(新聞紙、古紙)

◆石油化学系
・ポリスチレンフォーム(石油化学製品)
・ウレタンフォーム(石油化学製品)
・フェノールフォーム(石油化学製品)

先ず、ここでは自然素材ですので石油化学系は消えていきます。

では次に、自然・天然素材系を見ていきます。
まずは、

①グラスウールは、硝子繊維協会さんが製造工程を詳しくHPに載せています。
グラスウール(短繊維)の製造工程

リサイクルガラスを使用しています。「エコ」ですね。さらに見ていくと、かなりの高温で溶融していきます。「省エネ」ではなさそうですね。さらに高温の熱風で乾燥とあります。ここも「省エネ」ではなさそうです。製造工程では、かなりのエネルギーが必要と思われます。気になるのは、ガラス繊維なので、施工時にチクチクして痒みが伴うこと。湿気や水に弱いこと。

②ロックウールは、JFEロックファイバー株式会社さんのHPがわかりやすいですね。
ロックウール製造工程

製鉄所の副産物である高炉スラグを使用しています。副産物ですので「エコ」ですね。さらに見ていくと、電気炉に入れて高温で溶かしていきます。「省エネ」ではなさそうですね。硬化炉で焼き固めています。ここも「省エネ」ではなさそうです。製造工程では、かなりのエネルギーが必要と思われます。

③インシュレーションファイバー(木の繊維)は、ウッドファイバー株式会社さんがわかりやすいでね。
ウッドファイバー 製造工程

北海道産針葉樹のチップを使用しています。「エコ」ですね。樹皮は、燃料としてボイラーに使用。化石燃料を使わず「エコ」ですね。成形するのに熱源が必要なのか書いていませんね。おそらく、成形には熱源が多少必要なのではないかと思います。製造工程は、それほどエネルギーは使われてなさそうですね。

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④羊毛ウールは、ITNジャパン株式会社さんがわかりやすく書かれています。
羊毛ウールの製造工程

ニュージーランド産の羊の毛を使用しています。「エコ」ですね。成形後に熱溶着です。炉ほど高温ではないですが、熱源が少し必要です。「まあまあエコ」ですね。製造工程は、それほどエネルギーは使われてなさそうですね。ニュージーランドからの輸送に、エネルギーがかかります。ただ専用輸送ではなく、バラ積み(様々な輸送の中の一部)でしょうからそこまでではないと思われます。

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⑤セルロースファイバーは、日本セルローズファイバー工業会さんのHPよりリンク。
セルローズファイバー製造工程

回収された新聞、古紙を使用しています。「エコ」ですね。薬剤投入するそうです。どんな薬剤なのでしょうか。「健康」的に微妙ですね。製造時エネルギーはそれほどかからなそうです。
気になるのは、新聞や古紙の「インク」です。化学物質過敏症の方は、インクにも反応してしまいます。どちらかと言うと、私も苦手です。「健康」ではなさそうですね。
もう一つ気になるのが、施工方法が壁の中に吹き込むことです。成形してないので、解体時に飛散するため難があります。丁寧に解体すれば再利用可能とは書いてありましたが、解体業者さんはそこまでしないのではないでしょうか。


と、ここまでみてくると、
ウッドファイバーと羊毛ウールが選択肢に上がってきます。
コストを考えると、
ウッドファイバー(高い) > 羊毛ウール(安い) 

断熱性能を考えると、
ウッドファイバー(高い) > 羊毛ウール(低い)


では、ここに高性能グラスウールを入れるとこうなります。
コスト :ウッドファイバー(高い) > 羊毛ウール(中間) >グラスウール(安い)

断熱性能:グラスウール(高い) > ウッドファイバー(中間) > 羊毛ウール(低い)


私は、断熱性能が少し劣るのですが、「自然素材」、「エコ」(環境)、「健康」、「省エネ」(断熱材をつくるエネルギーが少ない)の観点から羊毛ウールを採用しております。

施工に技術が必要を書いてある記事が結構ありますが、実際メーカーの技術担当の方に来て指導してもらいましたが、それ程高い技術は必要ないと思います。

様々なご意見があると思いますが、使用される方の基準、判断で選択されると良いかと思います。

次回は、羊毛断熱材についてもうちょっと深く入ってみようと思います。
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