最近の住宅事情で「そうかなぁ?」と思っていることがあります。
それはよく言われている「健康住宅とは、高性能で高断熱(無暖房で15℃ or 18℃以上)でエコですよ」ということです。

高断熱(無暖房で15℃ or 18℃以上)にすると「健康住宅ですよ」「エコ住宅ですよ」という風潮があるような気がしています。

大規模な住宅建材メーカーが莫大なエネルギーを消費して、工業製品である石油由来の新建材、化学物質の接着剤や塗料を開発、製造しています。それを使用して建てた「健康住宅」といわれる高断熱の住宅が大量に供給されています。


 住まいは、気持ちを和らげる場所、心地良く睡眠できる場所、ストレスを癒して明日への活力を養う場所。人生で長い時間を家族と過ごす大切な空間です。現代社会において、その重要性は益々大きくなるばかりです。

 今、自然素材の使用による健康へ配慮した家づくりの取り組みが少しずつ研究され始め、検証も行われてきています。

 参考 木の家の健康を研究する会

私も、随分前から自然素材の木の家は健康に良いと思い住宅設計をしてきています。

自らの設計で自宅兼モデルハウスを建てて住んでもいます。ここに住む前にアパート(D社)に住んでいましたのでその違いが本当に良く分かります。

 ですので、多くの方に「自然素材の木の家」知っていただきに住んでほしいと思っています。

 ご自身、ご家族のココロとカラダの健康のために。


次回は、木の家の効果をアップしたいと思います。